やってみた

カカオが余っていたので、砕いてドリップして飲んでみた。

コーヒー片手にこんにちは。
就職活動の面接時に「コーヒーメーカーのPRをしてください」と言われ、死ぬほどPRをした後に「まあ、ぼくは味の違いがわかる人じゃないですけどね」と言って落ちたワカジツです。

 

先日「カカオ豆からチョコレートを作る」という企画を実施し、ものの見事に失敗しました。

 

その時に使ったカカオがまだ大量に残ってるんですよね。

 

どうしようかと毎日眺めていたところ、ある事に気づきました。

 

コーヒーの粒と似てない?

 

そう思って比較したところ、確かにほぼ同じ粒感でした。

 

……ということは、このカカオ豆をドリップして飲めばめちゃくちゃおいしいんじゃないか!?

と思ったので、急いでいろいろ用意して、カカオティーを作ってみることにしました。

ではどうぞ。

まずは粒を細かくします。

コーヒーと同じ粒感とは言ったものの、こちらはお湯を入れればすぐに溶ける作りになっているため、ドリップで作る場合はもう少し細かくしなければなりません。

 

ということで、すり鉢でひたすら砕いていきます。

前回カカオを砕いたときにすり鉢が無く、しゃもじで砕いて失敗したという苦い経験があるので、必死に100円ショップを探し回って購入してきました。

 

すり鉢があれば余裕で砕けるぜ~~~!!

 

と思ったのですが、豆が硬く、予想外に重労働でした。(思わず顔も怖くなりますね)

 

砕いた結果がこちらです。

砕く前と差が無いように見えますが、これでも30分ぐらい砕いてたので許してください。

ここからいよいよドリップタイムです。

 

お湯でドリップしていきます。

まずはコーヒーをドリップする時と同じく、少しだけお湯を入れて蒸らします。

このひと手間が、よりおいしいカカオティーを生み出してくれます。

 

そのあとは「の」の字を描くようにお湯を回し、ゆっくりとお湯を注ぎます。

ちなみにこのやり方はいま調べたら出てきたので、撮影当時はやってません。そんなもん知るかいな。

 

ポタポタとドリップされるのを待ちます。

待ってる時は穏やかな顔がいいでしょう。

このひと手間、ひと顔がおいしいカカ(以下略)

 

そして数分後……

 

完成しました!!!

 

「量が少ないんじゃね?」と思った方もいるかもしれませんが、これくらいにしておかないと死ぬほどまずい時に取り返しがつかなくなるので許してください。

ただ見た目は完全にそこらへんのティーと同じです。

これは期待できるのでは……?

 

カカオティー実飲

においに関しては完全にカカオ豆から香るものと同じです。

なかなかにいい香りなので、一生嗅いでも飽きることは無いでしょう。

 

では、すべてのカカオ豆に感謝して。

 

いただきます。

 

ゴクッ……

 

 

ん!?

 

 

 

にっがぁ~~。

 

何というか、コーヒーから風味とコクを抜き取って、苦い部分だけ抽出した感じ。

めちゃくちゃ苦いだけの飲み物ができあがってしまいました。

言葉を選ばずに言うと、クソまずいです。

カカオさん、ごめんなさい。

 

結論:カカオはチョコレートにしよう

カカオティーはあの量でも飲むことをためらうくらいマズかったので、カカオの粉末を持て余しているご家庭は今すぐにチョコレートにしちゃってください。

間違ってもカカオティーという闇の飲み物を作り出してはいけません。

 

ちなみに一口飲んですぐに砂糖を入れたのですが、苦みは全く消えませんでした。

どうやらすべての味を苦みに変える、奇跡の飲み物を作り出してしまったようです。

 

苦すぎてこの世から消えそうになったなすび

今回は失敗してしまいましたが、ティーにするという行為自体には可能性があると感じました。

自宅で豆が余ることってよくありますもんね。

 

ということで、次回はオカカでチャレンジしてみようと思います。

理由は語感が似てるからです。

ではまた。

 

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